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2014年3月4日 お知らせ

希少生物3種類の繁殖に成功

京都水族館では、環境省第4次レッドリスト(2013)で絶滅危惧IA類に指定されている「スイゲンゼニタナゴ」「トミヨ属雄物型」、 および準絶滅危惧に指定されている「トミヨ属汽水型」の計3種類の産卵、孵化に初めて成功しました。いずれの種も、 良好な生息環境である水路や河川が減少していることから、絶滅の危機に頻した状況です。
開業3年目を迎える京都水族館では、これまでに京都府を中心に日本にすむ希少生物の保護、増殖に取り組んだ結果、 41種類約2952点の繁殖に成功しています。この技術を活かし、今後も日本にすむ野生生物の保護、増殖活動に努めていきます。

①スイゲンゼニタナゴ
体長:約3~5㎝
生息域:兵庫県千種川~広島県芦田川の山陽地方
今回の繁殖について:(社)日本動物園水族館協会の生息域外保全の一旦となるべく、他園館より2014年1月24日に譲り受け、 1月28日に人工授精を行い、1月31日に卵の孵化を確認しました。現在では、約20匹の稚魚を飼育中。

②トミヨ属雄物型
体長:約3~5㎝
生息域:秋田県雄物川と山形県最上川水系の一部
今回の繁殖について:2014年1月19日に水草類を集めて作った巣より卵をとり上げ、別容器で飼育していたところ1月26日に孵化を確認しました。 現在では、約100匹の稚魚を飼育中。

③トミヨ属汽水型
体長:約3~5㎝
生息域:北海道東部の琵琶瀬川と別当賀川の河口
今回の繁殖について:2014年1月28日に水草類を集めて作った巣より卵をとり上げ、別容器で飼育していたところ 2月3日に孵化を確認しました。現在では、約100匹の稚魚を飼育中。

※「トミヨ属雄物型」と「トミヨ属汽水型」は、トゲウオ科トミヨ属に分類される種であり、京都府内にかつて生息していた「ミナミトミヨ」と同じ仲間です。

※今回繁殖に成功した上記3種類の生物については、現在バックヤードにて飼育中で、今後の展示については未定です。

  • ①スイゲンゼニタナゴ
  • ①スイゲンゼニタナゴ
  • ②トミヨ属雄物型
  • ②トミヨ属雄物型
  • ③トミヨ属汽水型
  • ③トミヨ属汽水型
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