2022.02.07
2月3日(木)、ケープペンギンの雛が誕生しましたが、翌日に死亡しましたのでお知らせいたします。
生まれたばかりの雛は、体重が77.6gで、懸命に体を動かしたり、ピィピィと鳴き声をあげたり、元気なようすを見せておりました。
ふ化後、育て親である「あね」と「しじょう」は雛を大切そうに抱き、親のお腹の下から時折見える雛のようすをスタッフが交代で観察しておりましたが、その後死亡を確認 しました。
京都水族館では約4年ぶりとなるケープペンギンの雛の誕生に、スタッフ一同喜びに沸き、愛情込めてみんなで成長を見守っていこうとした矢先のことで、非常に残念でなりません。
当館は、これからもいきものにとって快適な環境を整え、飼育に努めてまいります。
【ケープペンギンの雛について】
2021年12月28日
「はち」と「ぶっこう」の間に産卵が確認され、その後有精卵と確認。
2022年2月1日
雛が卵をつつく嘴打ち(はしうち)を確認。
2022年2月2日
育て親である「あね」と「しじょう」に卵を託す。
2022年2月3日 午後3時18分
自ら卵を割り、無事ふ化。元気なようすを確認。
2022年2月4日 午後1時13分
雛の死亡を確認。
雛について
性 別:不明
両 親:母親「はち(八条通り)」、父親「ぶっこう(仏光寺通り)」
育て親:母親「あね(姉小路通り)」、父親「しじょう(四条通り)」