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2022.10.14

300個の「和蝋燭(わろうそく)」が織りなす幻想的な空間「京都水族館キャンドルナイト~THANKSバトン~」開催

  • 2019年「しもぎょう伝燈祭」(参考)
  • 特別ゲスト:書家 祥洲先生

京都水族館(所在地:京都市下京区、館長:松本 克彦)は、2022年10月22日(土)と23日(日)の2日間限定で、「京都水族館キャンドルナイト~THANKSバトン~」を開催しますのでお知らせします。‌

本イベントは、10月22日(土)に梅小路界隈の六つの施設で開催される「キャンドルナイト梅小路『伝燈祭』2022」の一環として開催されます。‌
館内「京の里山」エリアと2階テラスに、京都の伝統工芸品である「和蝋燭(わろうそく)」を約300個ともし、幻想的な空間をお楽しみいただけます。使用する和蝋燭は、京都の寺社仏閣で使用済みの廃棄ろうそくから、蝋(ろう)を再利用して作られたものです。また、ろうそくを囲う「シェード(行灯)」に願いごとやイラストを描くワークショップも体験できます。イベントを開催する2日間、館内「京の里山」エリアと2階テラスに限り、午後6時 ~午後8時まで無料で入場いただけます。‌

初日のオープニングセレモニーでは、書家の祥洲先生をお招きし、金色の和蝋燭に「京都水族館」の名を入れていただく「キャンドルナイト点灯式」を開催します。また、祥洲先生が本イベントのためにご準備いただいた書のお披露目やトークショーを実施します。このほか、和蝋燭の灯りとともに癒やしを届ける「弦楽デュオの音楽演奏」や、京都の伝統芸能を継承する舞妓による舞の披露「舞妓 -花の刻(とき)-」も開催します。‌

京都水族館は、今年で開業10周年を迎えました。本イベントでは地域の皆さまへの感謝を伝えるとともに、京都で守り続けてきた伝統文化を未来へつなぎたいとの思いを込めています。‌

京都の里山風景を再現した「京の里山」エリアで、自然とのつながりを感じていただきながら、京都の文化を知り、体験する、夜の京都水族館にぜひお越しください。‌


「京都水族館キャンドルナイト~THANKSバトン~」イベント概要



開催期間:‌
2022年10月22日(土)午後5時30分 ~午後8時‌
2022年10月23日(日)午後6時 ~午後8時‌
※京都水族館の来館者は終日、「京の里山」エリア、2階テラスの入場が可能です。
場所:「京の里山」エリア、2階テラス‌
料金:各日午後6時から午後8時まで、イベント開催エリアおよび‌
ハーベストカフェのみ入場無料‌
※22日(土)午後5時30分~の「キャンドルナイト点灯式」のご参加には別途入館料が必要です。
※本イベントの入場入り口は別途設けています。水族館正面入り口の案内をご確認ください。
※本イベント開催時間、開催場所以外への入場は別途入館料が必要です。

スケジュール:‌
■10月22日(土)‌
午後5時30分~午後6時:オープニングセレモニー、キャンドルナイト点灯式‌
午後6時~午後6時15分:書家 祥洲先生のトークショー‌
午後7時30分~午後7時50分:弦楽デュオの音楽演奏‌
午後8時:終了‌

■10月23日(日)‌
午後6時:開始アナウンス‌
午後7時~午後7時20分:和蝋燭×舞妓「舞妓 -花の刻(とき)-」‌
午後7時40分~午後8時:キャンドルナイト消灯式、終了‌
※悪天候などにより、予告なく内容を変更させていただく場合があります。

キャンドルナイト梅小路「伝燈祭」2022
梅小路界隈の六つの会場のロビーなどに「灯り」をテーマにしたキャンドル装飾や地域の皆さまに絵やメッセージを描いていただいた行灯(あんどん)を展示するイベントです。
日時:2022年10月22日(土)午後6時 ~午後8時 (行灯点火時間)
場所:梅小路公園周辺6施設(順不同)
・京都水族館・ホテル エミオン京都・ザ ロイヤルパークホテル 京都梅小路
・京都梅小路 花伝抄・梅小路ポテル京都・京都鉄道博物館
※点灯場所など詳細については、各施設にお問い合わせください。
主催:Umekoji area Godo Kikaku(上記開催6施設)
共催:下京区ふれあい事業実行委員会、下京区役所
URL:HPはこちら


1.キャンドルナイト点灯式
書家の祥洲先生が当日、金色の和蝋燭に「京都水族館」の名を入れ、当館館長とともに灯火する点灯式を開催します。2人の灯火をきっかけにすべての和蝋燭へ火がともされ、会場がやさしい光に包まれます。さらに、本イベントの和蝋燭の演出を手掛けた「有限会社中村ローソク」(所在地:京都市伏見区、代表:田川 広一)の和蝋燭職人の田川 広一氏に、和蝋燭の特長や、和蝋燭への思いなどを語っていただきます。‌
日時:2022年10月22日(土)午後5時30分 ~午後6時‌
場所:2階テラス 特設ステージ‌
料金:無料 ※別途入館料金が必要です。

「金の和蝋燭」(イメージ)

京都 伏見 京蝋燭 有限会社中村ローソク
明治20年(1887)創業し、以降125年以上もの間、和・京蝋燭を作り続けています。
和蝋燭は、石油系物質を原料としない自然素材で作られます。‌
原料の一種である櫨(はぜ)の実の減少への取り組みとして、櫨(はぜ)を栽培するプロジェクトへの参加や、香り付きのおしゃれな和・京蝋燭を開発、和・京蝋燭体験教室の実施など、和蝋燭の製造・販売だけでなく、京都の伝統工芸品である「和蝋燭」を次世代へつなぐ活動も積極的に行っています。

公式ウェブサイト

中村ローソク和・京蝋燭


2.書家 祥洲先生のトークショー
大河ドラマのタイトルなど多くの有名な書を手掛ける祥洲先生が、事前に本イベントのためにご準備いただいた書をお披露目します。書の精神性や書法を多くの方に伝え続けている祥洲先生が考える、書道を未来へ受け継ぐための活動や、書道の未来について語っていただきます。‌
日時:2022年10月22日(土)午後6時 ~午後6時15分‌
場所:2階テラス 特設ステージ‌
料金:無料‌

祥洲/Shoshu
6歳から本格的に書を学び、伝統書、現代書、デザイン書、墨の抽象、そして現代美術まで独自の表現世界を確立。現代日本の代表的な書家の一人として国内外での受賞・個展多数。
小学校図画工作教科書に収録、大河ドラマ「軍師官兵衛」や「AKB48」の題字、メルセデスベンツやアディダスなどのCM、その他多くのロゴ書なども手掛けています
また「フェラーリ/Ferrari(イタリア)」公式映像、NHK国際放送制作番組「Corekyoto 書に生きる」、ドイツACT MusicのCDジャケットデザインなどが世界公開されています。
地元京都では「京都サンガF.C.」と2014年以降毎年コラボを続けています。
最近では2023年4月に開校予定の「京都市立開建高等学校」の校名を揮毫(きごう)。
墨翔会主幹、墨集団翔Sho代表。1958年京都生まれ。
公式ウエブサイト:祥洲の墨の世界


3.弦楽デュオ「デュオ ポラーレ」の音楽演奏
弦楽器の音と和蝋燭の光、1/fのゆらぎの共演による‌
優雅な癒しのひとときをお楽しみください。‌
日時:2022年10月22日(土)午後7時30分 ~午後7時50分‌
場所:2階テラス 特設ステージ‌
料金:無料‌

弦楽デュオ 「デュオポラーレ」


4.和蝋燭×舞妓「舞妓 -花の刻(とき)-」
「株式会社 弘庵」(本社:京都市、代表:宮本 一希)とタイアップし、京都の伝統芸能を継承する舞妓が、和蝋燭の光の中で舞を披露します。やさしい光に照らされた舞妓さんの美しさで、幻想的な時間をお届けします。‌
日時:2022年10月23日(日)午後7時 ~午後7時20分‌
場所:2階テラス 特設ステージ‌
料金:無料‌

「京の海」大水槽前で開催した舞のようす(参考)

株式会社 弘庵
「舞妓 -花の刻(とき)-」主宰。
花街文化や伝統工芸品をさまざまな形で発信し、伝統文化を次世代につなぐ仕組み作りをミッションとしています。直営店「宮川町 弘庵」「烏丸六角 弘庵」をはじめ、ホテルプロデュース事業で「未来の京都まちづくり推進」「京都らしい宿泊施設表彰」などを受賞しました。


5.キャンドルナイト消灯式
キャンドルナイトの終了を告げるセレモニーとして「消灯式」を実施します。エリア内のろうそくを少しずつ消し、最後に本イベントのシンボルである「金の和蝋燭」を未来への願いを込めて火消しばさみで消灯し、キャンドルナイトを締めくくります。‌
日時:2022年10月23日(日)午後7時40分 ~午後8時‌
場所:2階テラス 特設ステージ‌
料金:無料‌

シェード(行灯)作成ワークショップ概要

和蝋燭を囲うシェード(行灯)に未来への希望や願いを込めたメッセージやイラストを描くワークショップを実施します。当日、作成したシェード(行灯)を使い、和蝋燭をともします。‌
日時:2022年10月22日(土)・23日(日)午前10時 ~午後3時‌
※各日先着200名。なくなり次第終了‌
場所:2階交流プラザ ワークショップコーナー‌
料金:無料 ※別途入館料金が必要です。

イラストなど自由に描いたシェード(イメージ)

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