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2022.12.12

教育活動プロジェクト「地域とつながる水族館」京都市立の小学校8校で「オンライン出張授業」を開催


京都水族館(所在地:京都市下京区、館長:松本 克彦)は、2022年12月14日(水)~2023年2月22日(水)の期間、京都市立の小学校8校を対象に「オンライン出張授業」を開催しますのでお知らせします。‌

本授業は、京都水族館が推進する、未来を担うこどもたちや地域社会と一緒に未来の地球にバトンをつなぐ活動「AQTION!(アクション)」※1の取り組みの一環で実施します。‌
7年目となる今年は、これまでもお伝えしてきたオオサンショウウオの生態や、すみかとなる川の環境問題、鴨川水系におけるオオサンショウウオの交雑問題について学ぶほか、9月に新設した展示コーナー「鴨川の主、オオサンショウウオ」※2も紹介します。人間の立場だけではなく、いきものの目線に立ち「身近な自然を守るために私たちが今できること」を小学生とともに考える授業です。‌
新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年より対面からオンラインでの授業に変更しましたが、楽しく生物多様性や環境保全について学べるよう、オオサンショウウオの動画やクイズを用いた授業、当館飼育スタッフへ質問できる時間を設けるなど、双方的なコミュニケーションを意識した約90分のプログラムを用意しています。‌

当館では2015年から、毎年の継続的な活動として、子供たちに向けていきものや環境を通じて、いのちの尊さや自然環境を考える場を提供しています。2016年からは、京都市教育委員会と連携し、教育活動プロジェクト「地域とつながる水族館」として、当館のスタッフが京都市内の小学校で授業を行い、これまで139校、累計9,440人の小学生にご参加いただいています。‌
京都水族館は今後も、いきものや自然環境の大切さを伝える、さまざまな学びの場をご提供してまいります。‌

※1 2021年12月20日付プレスリリース:未来の地球にバトンをつなぐ活動「AQTION!(アクション)」
※2  2022年9月9日付プレスリリース:成長を見守り、未来へつなぐ「鴨川の主、オオサンショウウオ」がオープン!

1.「出張授業」 実施概要
オオサンショウウオの特長や生態のほか、すみかとなる川の環境問題、在来種と外来種の交雑問題、これらの課題に対する水族館の取り組みなどを伝える、オンライン開催の約90分のプログラムです。動画やクイズを交えながら、楽しく生物多様性や環境保全について学びます。飼育スタッフへ質問できる時間も設け、双方向のコミュニケーションを増やすなど、子どもたちの意欲的な学びを促進します。‌

2.実施日・参加校について
【第1回】※2校同時接続‌
実施日:2022年12月14日(水)‌
参加校:京都市立鞍馬小学校(京都府京都市左京区鞍馬本町632)小学校3年生‌
京都市立高雄小学校(京都市右京区梅ケ畑奥殿町15)小学校4年生‌
【第2回】‌
実施日:2022年12月21日(水)‌
参加校:京都市立広沢小学校(京都市右京区嵯峨広沢西裏町25)小学校3年生‌
【第3回】‌
実施日:2023年1月11日(水)‌
参加校:京都市立向島藤の木小学校(京都市伏見区向島藤ノ木町82‐5)小学校3・4年生‌
【第4回】‌
実施日:2023年1月18日(水)‌
参加校:京都市立陵ヶ岡小学校(京都市京都市山科区御陵岡町45)小学校3年生‌
【第5回】‌
実施日:2023年2月8日(水)‌
参加校:京都市立音羽小学校(京都市山科区音羽森廻り町32)小学校5年生‌
【第6回】‌
実施日:2023年2月15日(水)‌
参加校:京都市立安朱小学校(京都市山科区安朱山川町17)小学校3年生‌
【第7回】‌
実施日:2023年2月22日(水)‌
参加校:京都市立下鴨小学校(京都市左京区下鴨宮崎町4‐2)小学校3年生‌

※実施日時は変更になる可能性があります。

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