京都水族館 KYOTO AQUARIUM BY ORIX

飼育動物に対する飼育倫理及び
アニマルウェルフェアに関する基本姿勢

飼育動物に対する飼育倫理及びアニマルウェルフェアに関する基本姿勢

オリックス水族館株式会社は、当社が運営するすべての施設において飼育する動物に対し、倫理観と敬意をもって接し、そのアニマルウェルフェアに最大限配慮いたします。

飼育業務においては、各動物種の生態に関する科学的知見および経験的知見に基づき、必要とされる飼育環境と衛生状態を整備し、適正な栄養状態を維持するための餌料を提供します。

飼育条件およびアニマルウェルフェアに関しては、日本動物園水族館協会が定める基準、ならびに国内外の水族館・動物園団体が策定した国際的ガイドラインに準拠します。また、国の法律、自治体の規則・条例、国際条約を遵守し、動物飼育に関する最新情報を積極的に収集・導入することで、より良好な飼育環境の構築に努めます。

基本施策

  1. 安定した適切な生活環境の提供
    • 各種動物に適正な環境条件を備えた飼育環境を提供する
    • 安全で効果的かつ維持管理の行き届いた生活環境を整備する
    • 動物が恐怖や危険を感じる状況を回避する環境を構築する
    • 同居個体や観覧者から避難できるスペースを確保する
    • 衛生管理基準および水質基準を満たし、その状態を維持する
    • プログラムや施設外展示においても、動物の安全と尊厳を最優先に取り扱う
  2. バランスの取れた餌料・栄養の提供
    • 高品質かつ衛生的な餌料を提供する
    • 個体の特性に応じて、質・量・栄養価を適切に管理する
    • 摂餌状況を観察・記録し、行動学的・栄養学的健康を満たす方法で給餌する
    • 餌料の安全な取り扱いと保管を徹底する
    • 最新の栄養学的情報を収集・共有し、給餌に反映する
  3. 健康管理と獣医療の提供
    • 定期的な健康検査と記録を実施する
    • 怪我や疾病に対し迅速な獣医療を提供する
    • 適正な診断に基づく総合的な獣医医療を実施する
    • 健康状態やアニマルウェルフェアの情報を集積・更新し、改善を継続する
    • 新規搬入動物には検疫を行い、感染症予防を徹底する
  4. 種特有の行動を発現できる環境の提供
    • 種に特有の行動や運動を可能にする飼育環境を整備する
    • 心身の健康度を評価し、改善策を講じる体制を構築する
    • 野生個体に見られる代替行動を発現できる条件を備える
    • 社会性や繁殖に必要な行動を学習できる機会を提供する
  5. 行動選択の自由の確保
    • 個体および種としての行動に自由な選択肢を与える
    • エンリッチメントを通じて精神的・身体的刺激を提供する
    • 最新情報を収集・共有し、安全で効果的なエンリッチメントを実施する
    • 医療行為やプログラムにおいても、正の強化子を用いた負荷の少ない技術を採用する
  6. 教育と記録の徹底
    • スタッフに対し、講習会や研修への参加機会を積極的に提供する
    • 飼育手順を明文化・マニュアル化し、共通認識のもと業務を遂行する
    • 飼育業務、獣医療、エンリッチメント、繁殖計画等の情報を適切に記録・管理する

当社は、これらの基本姿勢と施策に加え、常に新たな知見を取り入れ、アニマルウェルフェアに関する懸念や助言を真摯に受け止め、継続的な改善を行います。

総じて、オリックス水族館株式会社は、飼育下の動物に対し倫理観をもって配慮し、より適切な生活環境を提供するための取り組みを進めてまいります。

2026年1月13日
オリックス水族館株式会社

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