コラム

2023.03.23

京都に所在する4園館による「きょうと☆いのちかがやく博物館」
第17回 科博連サイエンスフェスティバルに参加しました

京都市動物園・京都市青少年科学センター・京都府立植物園・京都水族館の4園館は、「いのちかがやく」を共通のコンセプトに「きょうと☆いのちかがやく博物館」として連携協定を締結し、かけがえのない自然環境の次世代への継承、そして地域や社会の活性化を目的として、一年を通してさまざまな交流連携事業を展開しています。
今回は、2月に開催された「科博連サイエンスフェスティバル」の様子を紹介します。

■第17回 科博連サイエンスフェスティバル

2023年2月5日(日)、京都市内の科学系博物館などで構成する「京都市科学系博物館等連絡協議会(科博連)」による科学体験イベント「科博連サイエンスフェスティバル」が京都市青少年科学センター及び京エコロジーセンターで開催されました。‌
「きょうと☆いのちかがやく博物館」の4園館は、特別ブースとして参加しました。‌


■当日の展示ブースをご紹介します

サイエンスフェスティバルでは、「きょうと☆いのちかがやく博物館」のブースを含め、全10ブースでさまざまなワークショップが開催されました。まずは、京都水族館のブースから紹介します。‌

京都水族館のブースでは、水族館内でも人気の高いワークショップ「ブサカワ魚面を作ろう!」を開催しました。オオサンショウウオの幼生と成体、コブダイ、ニシキテグリの4種類のいきものの中から、好きなお面を選びます。‌



オオサンショウウオや魚を正面から見た時、どこに目や口があるのか、いきものの写真を見ながら考えて、パーツを台紙に貼ってお面を完成させます。‌
「目はもっと離れているよ」「口はもう少し下にあるよ」など、参加されたご家族の皆さんは気づいたことを話して、お面作りを楽しんでくださいました。‌




続いては、京都市動物園のブースです。「キリンとゾウのこと、どれだけ知ってる?」と題したクイズでは、アジアゾウとアフリカゾウの違いなどを京都市動物園のスタッフさんに解説していただき、キリンとゾウについて知ることができました。‌



京都市青少年科学センターのブースは、「いきものクイズラリー」です。科学センター内の展示を見ながら、いきものに関するさまざまなクイズに挑戦しました。‌



京都府立植物園のブースは、「ショクダイオオコンニャクはかせになろう!」。“世界最大の花“といわれるショクダイオオコンニャクの標本展示を見たり、クイズに参加したりしました。‌



「きょうと☆いのちかがやく博物館」のブース以外にも、里山のジオラマ作りや生物多様性を学ぶクイズなど、新しい発見と学びのあるブースばかりで、来場したお子さまたちは楽しく学びながら各ブースを見て回っていました。‌

総合地球環境学研究所ブース「そうだ、里山を知ろう 里山ジオラマづくり」


これからも京都水族館は、地域と連携し、次世代を対象としたさまざまな企画に取り組んでいきます。‌



京都水族館では、未来の地球にバトンをつなぐ、サステナビリティ推進プロジェクト「AQTION!(アクション)」を行っています。‌‌
水族館だからこそ見えてくる地球や社会の課題に対して、未来を担うこどもたちや地域社会と一緒に取り組みます。‌

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