コラム

2023.12.04

京都に所在する4園館による「きょうと☆いのちかがやく博物館」
10/21(土)京都髙島屋でワークショップを開催しました

京都市動物園・京都市青少年科学センター・京都府立植物園・京都水族館の4園館は、「いのちかがやく」を共通のコンセプトに「きょうと☆いのちかがやく博物館」として連携協定を締結し、かけがえのない自然環境の次世代への継承、そして地域や社会の活性化を目的として、一年を通してさまざまな交流連携事業を展開しています。
今回は、10月21日(土)に「きょうと☆いのちかがやく博物館」と、きょうと生物多様性センター、京都市都市緑化協会にて京都高島屋で出展したワークショップの様子をお届けします。

■2023年10月21日(土)「きょうと☆いのちかがやく博物館」ワークショップ開催
2023年10月17日(火)~10月24日(火)の期間、京都市動物園・京都市青少年科学センター・京都府立植物園・京都水族館の4園館、さらに、きょうと生物多様性センター、京都市都市緑化協会が連携し、京都髙島屋5階のこどもフロアでいきものについて学べるブースを出展しました。10月21日(土)には、6園館が集い、お客さまと一緒にさまざまなワークショップを行いました。‌


京都水族館は、ゾートロープ(回転のぞき絵)をつくってアザラシの泳ぎ方を知るワークショップを開催しました。‌

回転させてアザラシの泳ぎを観察するゾートロープ


泳いでいるアザラシのイラストが描かれた8個のパーツを順番に台紙に貼り、輪になるように留めます。そして、最後に紐をつけるとゾートロープの完成です。‌
参加したお子さまたちは、少し苦戦しながらも一緒に工作に挑戦してくれました。‌

くるくるとゾートロープを回してみると、アザラシは後ろ肢を左右に動かして泳いでいることがわかります。当日は、京都水族館のアザラシが泳ぐ様子をモニターでご覧いただきながらゾートロープを体験し、泳ぎ方を観察しました。‌
⇒アザラシの泳ぎ方はこちら

京都市動物園は、生物多様性カードゲームを開催。神経衰弱のルールで、自然の中で関係しあっている植物や動物などのいきもののペアを見つけるゲームです。どんないきもの同士が関係しあっているか、楽しみながら学ぶことができました。‌


青少年科学センターは、本物のヘラクレスオオカブトを間近で観察できる貴重なワークショップ。普段なかなか目にする機会のないヘラクレスオオカブトを見て、お子さまたちは驚きながら、一緒に記念撮影をしていました。また、さまざまな種類の美しいチョウの標本もブースに並びました。‌


京都府立植物園は、お子さまと一緒に植物の種飛ばしのワークショップを行いました。3枚の羽根をもつ「トリプラリス・クミンギアナ」の種を風で上に飛ばして、くるくると回りながら落ちてくる様子を観察しました。不思議な落ち方をする種に、お子さまたちは何度も種飛ばしをしていました。‌


きょうと生物多様性センターと京都市都市緑化協会は、京都のいきものや生物多様性など、幅広い視点で自然を楽しむための展示とパンフレット・冊子の配布を行いました。‌

きょうと生物多様性センターのブース

京都市都市緑化協会のブース


また、10月17日(火)~10月24日(火)のイベント期間中は、「きょうと☆いのちかがやく博物館」から出題するいきものに関するクイズスタンプラリーも開催。京都髙島屋5階の中にある6つのクイズにお子さまはもちろん大人の方も挑戦いただきました。‌
ちなみに、京都水族館から出題したクイズはこちら!‌

「オオサンショウウオはどんな場所に棲んでいるでしょうか?」‌
皆さん、答えはわかりましたか??‌
こちらのコラムを読んで答えを考えてみてくださいね!‌

今回、京都髙島屋で開催した「きょうと☆いのちかがやく博物館」、多くのお客さまに自然やいきものについて興味を持っていただくきっかけとなる時間でした。‌
これからも京都水族館は、地域と連携し、次世代を対象としたさまざまな企画に取り組んでいきます。‌


京都水族館では、未来の地球にバトンをつなぐ、サステナビリティ推進プロジェクト「AQTION!(アクション)」を行っています。‌
水族館だからこそ見えてくる地球や社会の課題に対して、未来を担うこどもたちや地域社会と一緒に取り組みます。‌
AQTION!の活動について、くわしくはこちら

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