コラム

2024.01.24

「里山教室2023 ~里山で遊ぼう~」しめ縄作りを実施しました!

自然豊かな里山風景を再現した「京の里山」エリアでは、水、いきもの、食物、そして人とのつながりや、生物多様性の大切さを伝えています。
日常生活で田んぼを目にする機会が少ない子どもたちが、田植え、稲刈り、脱穀精米などの稲作と、収穫した稲を使ったしめ縄づくりを体験できるプログラムを実施しています。
今回は、12月9日(土)に開催されたしめ縄作りの様子をお届けします。

■第4回 「里山で遊ぼう!~しめ縄作り編~」
2023年12月9日(土)「里山教室2023~里山で遊ぼう~」の最後のプログラム、しめ縄作りを開催しました。12月とは思えないほどあたたかく快適な気候の中、事前抽選に当選した年間パスポート会員のお子さま12名と一緒にしめ縄作りに挑戦です。‌
コロナ禍の影響で中止が続いていたしめ縄作りですが、今年は4年ぶりに開催することができました。‌

新年になると各家庭で飾るしめ縄。これは、神様がいる神聖な空間(神域)と私たちの住む世界を分ける印です。境界をつくることで、神域に不浄なものが入ることを防ぐ意味があるといわれています。‌
今回は、「京の里山」エリアの田んぼで9月に収穫と脱穀・精米をして残った藁を使って、しめ縄を作ります。‌

しめ縄作りに使用した藁


事前に濡らして柔らかくした藁を3束使ってしめ縄作りスタートです。‌
しめ縄作りのポイントは、「力を入れること」。藁を左巻きできつく編んでいきますが、巻きが緩くなると、しめ縄がバラバラに崩れてしまいます。そこで、保護者の皆さんにもご協力いただきながら、親子でしめ縄を作っていきます。保護者の方に藁の根元を踏んでもらい、お子さまたちは一心に藁をねじって編んでいきます。‌


藁は全部で3束あり、まずは1本目と2本目をそれぞれ編んでいきます。次に編み終わった1本目と2本目をさらに編み合わせます。簡単なように見える作業ですが、力を入れながら編むので「むずかしい」と苦戦するお子さまも。飼育スタッフがサポートしながら編んでいき、少しずつコツをつかんでいきました。‌

1・2本目と同じように3本目も編んだところで、すべての束を合わせるように編み込んで、輪の形に整えたら、しめ縄の完成です!‌

上手に形になりました!


完成の時は藁がまだ湿っていたので、自宅に持ち帰って乾いてから飛び出た藁を切ったり、形を整えたり、水引きや紙垂(しで)をつけたりして飾りつけをしました。‌
参加者の皆さんの新年のお祝いとして各家庭で飾られたでしょうか。‌
ご参加いただきありがとうございました。‌


■全4回のプログラムが終了!「里山教室」を振り返って
普段田んぼを目にする機会が少ないお子さまたちに、自然やいきもの、食のつながりを感じていただく本プログラム。田植え、稲刈り、脱穀・精米、しめ縄作りの全4回が無事に終了しました。‌
参加したお子さまは、「どろどろになって田植えをするのが楽しかった」「稲刈り暑くて大変だった」「お米ができるまでいろんな工程があると知った」などの感想を話してくれました。体験の楽しさに加え、お米ができるまで農家さんがどんな苦労をしているのかを経験する貴重な時間となりました。‌

これからも京都水族館では、子どもたちがいきものや自然に触れ、身近な自然環境を大切に思う心を育む取り組みを行ってまいります。‌


◆ おまけ:収穫を終えた田んぼでは… ◆
9月に稲刈りを終えた田んぼですが、現在は京野菜を植えて二毛作中。九条ネギや聖護院大根、壬生菜など、さまざまな野菜を育てています。冬ならではの「里山エリア」の風景もぜひお楽しみください!‌

二毛作中の田んぼのようす




京都水族館では、未来の地球にバトンをつなぐ、サステナビリティ推進プロジェクト「AQTION!(アクション)」を行っています。‌
水族館だからこそ見えてくる地球や社会の課題に対して、未来を担うこどもたちや地域社会と一緒に取り組みます。‌
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